2014年4月3日木曜日

北の国から


従来のフジテレビのイメージとは違う
作品です。

日本では貴重な大自然豊かな北海道にて
富良野を舞台にしたのも脚本家の倉本聰が居たからでしょう。

さだまさし作曲のテーマがおのずと頭の中に流れてきます。
スキャットのみで歌詞の無いのが更に印象的です。

ストーリーは東京から北海道へ移住した黒板家(こんな苗字だったのですね)の日常
が淡々と綴られていきます。

以前はいわゆる悪役でしかなかった(風貌から想像できますね)田中邦衛扮するお父ちゃんが
例の独特な口調を開眼したと言えます。
いまだにモノマネのネタとして使用されています。

当時は子供だった純と蛍役の吉岡秀隆中嶋朋子
その後の芸能生活人生を決めた契機となりました。

純がナレーションとして語りかける手法は
倉本聰の脚本の『前略おふくろ様』と同様だと気付いた貴方
年齢がわかってしまいますね。

全24話でしたが視聴者の人気並びに長期シリーズ化の方針により
スペシャル・続編が製作され
なんと2002年までの20年間という大作となりました。

子供から大人へ成長する
いわゆる生き様を記録したと言っても過言ではないでしょう。

ただ
あまりに役の印象が強すぎてイメージを払拭できず
役者としての拡がりをせばめてしまったのかも知れません。

画像

動画